ゲーマーあるいは男性向けのGIRLS MODE紹介

=前置きの前置き=

 もうしばらく自作ゲームのUPがないので、休憩中のほとんどの時間を費やしているGIRLS MODEを紹介してみる。ちなみにいま作ってるスマホローグライクのベタバージョンは来週中にはUPしたい。

=前置き=

 自分は男なのだけどGIRLS MODEを買って想像以上に楽しかった、というかここ数年で1番楽しめている。ゲームとしてもよくできているので、分析も兼ねて紹介しておこうかと思う。

=コーディネート=

 まず基本的に「コーディネート」が楽しい。

 装備が見た目に反映されるRPGや、モンハン系のゲーム、どうぶつの森などのコーディネートを楽しめる人であれば性別関係なくほぼ間違いなく楽しめると思う。「ガーリー」とか「プレッピー」とか自分には縁遠い概念が多かったけど、色々と組み合わせを試すうちに良さげな組み合わせが見えてくるし、それが一種の自分の成長として感じられる。これはアクションゲームなどで今までできなかったことができる感覚にだいぶ似ている。

 今回の3DS版は男性のコーディネートもでき、そちらもポップな感じからロックな感じまでわりと広くコーディネートできる。個人的にはネクタイ系の組み合わせができるのが嬉しい。

=リソース管理ゲーム=

 このゲームはショップの経営を模しているため、「リソース管理ゲーム」としての側面も強い。

 服などをストックしておく「在庫」には上限があり、服を仕入れるための「資金」も在庫からの売り上げで確保しないといけない。序盤は特に在庫の上限も低く資金もあまりないため、どういう服を仕入れるか考える事が重要になる。中盤以降も在庫の上限は無視できないレベルなので、「色んなジャンルをある程度仕入れてオールマイティに対応する」とか「特定のジャンルに特化して挑戦的なコーディネートも試せる」など人によって管理の方向性は変わってくるんじゃないかと思う。

 また、「仕入れ→コーディネート&売却」というのが基本的なループになるため、序盤は「在庫も資金も少なめ=基本的なコーディネートの勉強」、中盤は「在庫も資金もそこそこ=コーディネートの応用」、その後は「在庫も資金もわりと余裕ができる=挑戦的なコーディネートを試せる」という感じになっていて、リソース管理の構造とコーディネートのステップアップが上手いこと組み合わさっている。

=ウェブショップ=

 このゲームではネット上の「ウェブショップ」に自分のコーデを3つまで上げることができる。

 通常のゲーム中ではある程度の縛りがあるが、こちらでは完全に自分好みのコーデを上げることができる。そのため、「ゴシックパンク」みたいな2つのジャンルを混ぜたようなものも気兼ねなく上げられるし、気に入ったものを常にそこに展示しておける。

 また、他の人のコーデも見ることができ、これがわりと勉強になる。いまいち組み合わせ方がわからないジャンルや色があった場合、そのジャンルや色を検索することで色々な組み合わせを見ることができ、その中に良さげなものがあればそれを取り入れたりその人のショップで他の組み合わせをさらに見たりすることができる。

=現実世界=

 このゲームをやった後は「現実世界」を見る目もだいぶ変わった。変わったというか拡張された。

 道行く女性のコーディネートを気にかけるようになったのはもちろんとして、服屋の前を通る際に「マネキンにこういうコーディネートするんだ」とか「服屋にバッグって本当に置いてあるんだ」とか色々と発見があってリアル世界にも楽しめる要素が増えた。ファッションに無縁な男子としては「バッグはツールであってファッションではない」という感覚なんだけど、女性側はそこら辺まで含めてファッションなんだなー、と。ケータイを飾るのも同じ理屈なんだろうか、とかあれこれ考えるようになった。

=まとめ=

 そういうわけで「コーディネートの楽しみ」という根幹に「リソース管理」が上手いこと融合しており、「ウェブショップ」によって自己表現も勉強も実現でき、さらに「現実世界」での楽しみも増えるという、シンプルながらかなり完成されたゲームだと思う。

=蛇足=

 まとめきれなかったことでもつらつらと。

 このゲームを買ったのはモンハン3Gでコーディネート欲が不完全燃焼だったため。モンハンの男性側は変身ヒーロー的な格好良さであり厨二感を求める今の自分にはちょっと合わず、女性側も良さげなものがかなり限定されていた。どうぶつの森でもわりと充足できそうだったんだけど、3DS版が出るのはちょっと待てなかった。ので、GIRLS MODEを買うことにした。

 自分の場合、「黒と赤などの特定色の組み合わせ」や「同系色の濃淡による組み合わせ」は最初からできたものの、その後に「ポップでの明度・彩度による合わせ」や「黄色のようなどう使って良いかわからない色の組み合わせ方」などを試行錯誤やウェブショップから色々と学べたと思う。他にもロックやフェミニンといったジャンルは最初から最終型を簡単にイメージできたが、ポップやエスニックに関しては試行錯誤しないと何がマッチするのかわからなかったが今なら多少はわかる。

 可愛い女の子や凛々しい女の子や大人の女性などバリエーションが多いし、見た目がいまいちな子もむしろコーデでなんとかしたいと思わせてくれる。

 男性側に対しては「服にお金をかける人種」との軽い断絶を感じる。あぁ自分とは違う種類の人間なんだと思う。それはそれとしてネクタイ系男子のコーデ楽しいです。

 ゲーム内で撮った写真は捨て辛いけど、ウェブショップなどの購入もしてると100枚制限がきつくなってくる。その場合、コーディネート以外の写真は画像化してSDカードに保存してから削除するとむしろ大事にしてる感じがして心理的にもだいぶ楽だし良いと思う。

 ちなみに自分の店のショップコードはICA013589。主にシンプルなコーデを試し中。

3DSの写真をTwitterで見せる=

「twa.im」を使うとGIRLS MODEで撮った写真なども簡単にtwitpicにUPすることができたので、ついでにそこら辺もメモ。


GIRLS MODE

  • GIRLS MODEにてケータイ→アルバムからUPしたい写真を選び、右下の「フォトを画像にする」でSDカードに保存しておく。


ブラウザ

  • 3DSのインターネットブラウザ(ホームの右上のアイコン)から「http://twa.im/」に行く。
  • Twitterのログイン(承認)を行う。
  • twitpicをタッチ。
  • 「ファイルを選択」から画像をアップロード。
  • あとはその下に文章を書いてsendを押せばTweetまで完了。