Androidでアクトレーザー:其ノ伍

=前置き=

 自前で色々と対応する予定だったものの、e3roidが「地形のタイリングに対応」「ドット絵キャラのアニメーションに対応」「物理エンジンに対応」「プリミティブ描画やテキスト表示を簡略化」という感じで自分の試作とかなり相性が良さそうだったので、これを使うことにした。

=e3roidの導入=

 英語だけどhttp://www.e3roid.com/blog/page/2で導入方法は解説されていて簡単にできた。

 サンプルのlibsファイルをそのままコピペして、「プロジェクトを右クリック」→「Property」→「Java Build Path」→「Librariesタブ」→「Add External JARs」→コピペしたe3roid.jarを選択、で完了。

 サンプルもhttp://www.e3roid.com/blog/archives/257をもとに簡単に確認までできた。

=タイリング=

 ドット絵の地形を扱うツールというのがすでにあって、それで作成したファイルをe3roidは簡単に表示できる。ということでまずはそちらのツールを使ってみることにする。

 Tiled Map Editor | A flexible level editorにあるのがそのツールで、Win用もMac用もある。起動して「新しいファイル」を選択し、「マップ→新しいタイルセット」で画像を選び、あとはそれを並べていけばOK。いわゆるRPGツクール用の地形のドット絵は16x16で少し小さく、さらに角の部分をちゃんと作る場合は8x8にしないと設定できないので、http://www.tekepon.net/fsm/などの素材をそのまま使うのはやや難しいかもしれない。また、アクションゲームのステージ作成のトライ&エラーを繰り返す場合、こういうツールではなくて配列で指定したい。

 しかし、e3roidでは配列から直接ステージを作る機能はないようなので、100x100のダミーファイルを事前に用意しておき後から配列をもとにそれを変更することにした。(後からの変更はsetAtlas〜で可能)

 基本的にはサンプルのTMXTiledMapExample2.javaをベースにして簡単に作れたものの、上のツールで作ったファイルを使う部分だけつまった。現在のデフォルトの設定そのままだとロードで失敗する。「編集」→「設定」→「レイヤーデータの保持方法」を「gzip」にすると使えるようになった。

=予定=

 目がしんどくなってきたので、今日はここらへんで中断。背景の描画自体はできたので、明日はこのままプレイヤーの表示やカメラの移動処理などを進めていく予定。できればレーザー描画の手前くらいまで明日中に終わらせたい。