帰郷時のゲーム感想:デジタル編

=前置き=

昼休みの予定が決まっていないので、帰郷時にやったゲームについて色々と思ったことをまとめてお茶を濁す。来週からはまた何か作りたいなー。

New スーパーマリオブラザーズ Wii


ベタにWiiマリオをやってきた。多人数で。


で、一番強く感じたのは「多人数プレイ前提で構築されてるなー」ということ。
キャラクター同士のインタラクションはもとより、「アクションの種類が多い」→「教え合いの発生」とか、「小ネタが多い(スピンジャンプで雲が消えたり花からコインが出たり)」→「発見・会話の発生」とか、「リモコンを振る挙動は暴発しやすい」→「アクシデントの発生確率の上昇」とか、「一人プレイ時のキノピオ運び」→「多人数プレイでのサポートに応用できる」とか、「一人で取るのは困難なスターコイン」→「多人数プレイだと取りやすい」とか、本当に色んな要素が「多人数プレイ」を軸にまとまっている。
さらに、「4人までしかプレイできないから5人以上いるとあぶれるなー」と心配していたけど、実際には見てる方もアクシデントとかを見てちゃんと楽しめた。


そういうわけで、今回のマリオは(すでにいろんなところで言われているように)多人数プレイこそが楽しい。ので、一人プレイしかしないならゼルダの方がオススメ。


あと、今回のマリオをやっていて、「あぁ、自分は"すでに持っている何かを失う"のが苦手なんだなー」というのも強く感じた。
例えば「氷によるグリップの喪失」であったり「暗闇による視界の喪失」であったり。そっちで困難さを演出されるよりは、「ジャンプのタイミングの難しさ」や「着地位置の制御の難しさ」などの「既存の操作の延長上の困難さ」の方がまだ受け入れやすいなー、とか思った。

ゼルダの伝説 大地の汽笛


飛行機の待ち時間などを利用してプレイした。おそらくクリアの一歩手前まで。


今回もちゃんと色々と悩めて楽しかった。「疾風のプロペラ」なんかは最初は「安直っぽいアイテムに見えるけど大丈夫なんだろうか」とか不安だったものの、「作用・反作用」とか「普通は運べないものを運ぶ」とか、ちゃんと色々な用途が用意されていて楽しめた。


あと、「タッチペンだけの操作に不満がある」というのが前作では理解できなかったけど、今作のボス戦(特に炎と氷のやつ)みたいに操作が忙しい時は「ペンだけの操作」=「片手だけの操作」では確かにつらいなと思った。まだ「慣れればなんとかなる範疇」だけど。


前作のアレみたいなメタな謎解きはないけど、質的には前作と変わらない出来なので、前作が楽しめた人には十分楽しめると思う。ボス戦や線路での遊びは前回よりもグレードアップしてるし。


ただ、DSを「吹く」機会が(特に序盤は)多いので、外でやるのは不向き。外でやるには「DSに向かって息を吹きかける度胸」とか「DSに向かって"かわいい"と言う度胸」とかが必要になる。

=あとがき=

金曜日はTRPG関係の話をまとめる予定。来週からはまた「1〜2時間で作れるゲーム」をしばらく作りたい。ので、今週はそのネタ出しをしておく。